東京外為見通し=ドル円、N原油高で底堅い展開(21/10/26am) は逆三角型の文章であった

gennyu
 
結論:  東京為替見通し=ドル円、NY株高と原油高で底堅い展開に
 
説明:  25日のニューヨーク外国為替市場でドル円は、ニューヨーク株式市場が堅調に推移したことで113.92円まで堅調に推移した。
ユーロドルは、10月独Ifo企業景況感指数が予想を下回ったこと、
独連銀が月報で「独経済成長は第4四半期に大幅に減速」とハト派的な見解を示したことで1.1591ドルまで軟調推移。
ユーロ円も131.86円まで連れ安に推移した。
 
補足:  本日の東京外国為替市場のドル円は、ダウ平均が史上最高値を更新したことによるリスク選好地合いやNY原油価格が83ドル台で高止まりしていることで底堅い展開が予想される。

 もっとも、来週の米連邦公開市場委員会FOMC)でのテーパリング(資産購入の段階的縮小)開始表明や11月から12月にかけての着手は織り込み済みであり、先週末にパウエルFRB議長が早期利上げに否定的な見解を示したことで、ドル円の上値も限定的だと思われる。

 ドル円テクニカル分析では、10月20日に114.70円まで続伸した後に、高値圏での逆行現象(ダイバージェンス)により、調整局面に入っており、一目均衡表・転換線の113.96円が上値を抑える展開が予想されている。