魔理沙と霊夢のゆっくり天気予報(21/11/11 20時発表文)シナリオ
当シナリオについて
勝手ながら、この二人が天気予報をやったらどうなるかを
シナリオの練習半分で描いてみました。
日々もしくは週間の天気予報文をベースにして
小学生にもわかりそうな解説を入れてまとめたつもりです。
対象の視聴者層は、小中学生からの知識欲のある向き、
あるいは天気・気象に関心のある広い年齢層です。
尚、台風、豪雨、大雪時、もしくは暑さ寒さがいつまで続くか諸々、
気象条件に合わせたネタも有効に思います。
霊夢:今日も昼間あたたかかったけど。
魔理沙:北低型の気圧配置だったからね。
霊夢:北低型って?
魔理沙:つまり北にある空気の少ないところの低気圧に
暖かい南風が吹き込むから
気温が上がるってことだね。
霊夢:どうして南風だと暖かいの?
魔理沙:太陽光線は、地球の極の方はあまりあたらなくて、
赤道付近の方がよくあたるから
緯度の低いところからの風は暖かくなるわね。
霊夢:ふう〜ンそうなんだぁ。
魔理沙:12日は寒気の影響で、九州は北部ほど雨が降りやすく
カミナリの鳴る所があるでしょう。
中国、四国から東海は午前中ほど雲が多く、
所々で雨や雷雨となりそうです。
魔理沙:上空に寒気が入ると、それより暖かい空気が持ち上げられて
入道雲が発生しやすいということなんだ。
霊夢:あったかい空気がなぜ持ち上がるの?
魔理沙:暖かい空気は冷たい空気より密度も低いから
軽くて持ち上げられ、
引力の作用で冷たい空気が地上に下降するということなんだ。
霊夢:まるでお風呂みたいだね。
魔理沙:そうなんだよ。
北陸は断続的に雨が降り、局地的にカミナリ雲が発達しそうです。
東北は日本海側ほど雲が広がり、雨や雷雨となるでしょう。
北海道は曇りや雨で、内陸部で雪の降る所もありそうです。
魔理沙:日本の中央部に山岳があるように、地形が影響してるのよ。
特に北西寄りの風の時に、
冷たい寒気とともに日本海から吸い上げられた水蒸気を含んだ空気が、
山にぶつかり集中すると、雲ができやすいの。
霊夢:なるほど、解ったようなわからないような...
魔理沙:いわゆる冬型の気圧配置と覚えておけばいいかしら
霊夢:今回はそういうことにしておこう
かえってわかりずらかったかしら!?
霊夢:わかった!わぁわぁわぁわぁあ〜〜〜